今日、夫とけんかした。
けんかというより諍いというべきか。いつものように発端は些細なことである。ただ私が先に嫌な雰囲気を作ってしまったのは間違いない。それに耐えかねた夫が言葉を荒げ、私も譲らず・・・というなりゆきで。
子供は泣くし、私も悲しさと悔しさと情けなさで泣けてきた。私はこんなにも傷ついた、と思う。でもそれと同じように相手を傷つけてしまったのだと思い至るようになった。それで完全にとはいかないまでも和解できたのだった。
昨日TVで誰かが言ってたけど、夫婦とは、もともと赤の他人同士がいっしょになるという不思議な共同体で、その結びつきはなにか宇宙的な規模の力が働いており、それを「縁」と言う。だからとてもたいせつにたいせつにしなければならない、と。
明日始発電車で出張する彼のために、朝ごはん用のおにぎりを作っておいた。
梅と昆布。